宮口式記憶術で東京大学に合格

高校生の時家業を受け継ぐ気が変わりました。それはクラスメイトの一言でした。

帰宅すると家業が苦しいと言われ、進学するよりなす術がありませんでした。

学歴至上主義の時代で、資産家の子供でなければ才能は発揮できないのです。

家業を継ぐ気満々でしたがクラスメイトの一言が後押しをし、心機一転勉強を始めました。

大学のことは何も分からないので色々と調べた結果、社会公認の安泰な大学は、東京、早稲田、慶応の3つでした。

しかし、早稲田、慶応の2大はよくて2名、東京は合格者なしという状態の学校で失望しました。

学年トップの先輩に、僕でも早稲田か慶応、東京なんて君には無理、そう言われ落胆しました。

ある日、テレビで記憶の天才が出ていました。

これだ!と思った私は本屋へ一目散に飛び込み、記憶の天才の著書を買いました。

記憶術に東京大学合格を託したのです。

暫くたってカードの暗記はマスターしました。

しかし、試験には生かせません。仕方ないので独自の記憶術を考案することにしました。

日本人は天才が無意識で行う記憶術を煙たがりますが私は逆に燃えました。

そして、3年生の時はだんとつの首位になりました。

仲のいい友は離れてしまいましたが校長には偉人と言われました。

東京大学、東京大学院も在学中主席を維持しました。

いかがですか。宮口式記憶術を駆使すればあなたの夢も実現するのです。